2002年9月23日
「ケサラン集会」
佐賀県富士町の山あいの渓谷の公園でボーっとしていた。
そしたら急にふわふわ舞い降りる物体が!
なんだかシャボン玉に惹かれるこどものように
ついつい追いかけてしまう。
両手のひらをふくらませ気味に拝み捕りしようとすると
ふわり!とあたかも意志のあるように急上昇して谷へ消えていった。
「ちくしょー!逃げられた!」
形、大きさといい枇杷ケサとよく似ていたが時期が少し早い気がする。
久々のケサゲットの機会だっただけに悔しい。
しばらく探していたが飛んでくる気配は無い。
しかし、また微風になったかと思うと今度は数体の浮遊物体が!
「うぉ〜!」必死に追いかけてやっと一匹ゲット!
と、谷の方をみると次々に風に乗ってさまよう白い綿毛の軍団!
その数数十〜数百!
付近には杉林しかないはずだが一体どこから飛んでくるのだろうか?
周囲を捜索すると、なんとクモの巣に引っかかったものまで数匹。
もう一匹捕まえてほていわた隊員の持ってる小さなバッグに収納。
もう一匹は捕まえたまま、カセットテープのケースに入れた。
う〜ん、まだ九月というのに・・。
今年は暑かったが、秋のくるのが異様に早かったような気もする。
果たしてこれは何なんだろうか。
よく観察すると枝毛はないが核はきちんとついている。
こんちょけさらんどもに良く似てはいる。
しかしまあ、こぞって谷の奥へお出かけとは。
どちらへ行ってらっしゃるのでしょう?
いまのところカセットケース御殿に一匹いらっしゃるので
後日画像をアップしようと思う。
しかし、ほていわた隊員に預けたもう一匹は、バラバラ死体となって
次の日かばんの隅で発見された・・・。合掌・・・・。