桃栗三年びわ?年
小学校3、4年ころだったろうか?
クワガタとりに夢中だった俺は
「家でクワガタが捕れれば・・」と考え
くぬぎのどんぐりを拾ってきて庭に埋めた。
ひだちが悪く枯れてしまったが
子供の身長くらいにはなったはずだ。
同じく小学校のころ
「家でびわが喰えれば・・」と考え
食べ終わったびわの種を庭のそこらに
巻き散らかした。
今度はグングン大きくなり中学のころには
初夏には収穫ができるくらいに成長した。
今その木が3mくらいになり
今年も緑色の実をたわわにならせている。
この木を見るたびガキのころの
壮大な計画を思い出して吹き出しそうになるのだが、
じつはこの木にもびわケサがいらっしゃるのだ。
一昨年の段階で数箇所に見つけることができた。
このページで発表するつもりだったが
お膝元だけあっていつでもいいや
と思っている間に夏の長雨で
流されてしまったようだ。
触手の枝毛が成長しつつあるものも
ひとつあっただけに残念だったが
今年も新たにびわケサの赤ん坊が
一生懸命葉っぱのウラでがんばっていらっしゃる。
接写でピント合わせが難しく
びわケサを撮るのは非常に困難だが
なんとか画像をのせようとおもう。
これはおはこ入りさせずに
はっぱのまま観察していこうと思う。