「はなわ効果」03年10月5日水戸ホーリーホック

今日は鳥栖スタ芝の張替えのため年に一度の佐賀陸開催。
バックスタンド側に陣取ったんだけど見難いんだよね。
おまけに10月というのに夏の日差しでものすごく暑い。

佐賀陸開催はフューチャーズ時代が嘘のように佐賀市民は
関心がないのかねえ・・おさびしい1600人。水戸サポ15人くらい。
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鳴尾が累積警告で出場停止、はたしてどういう布陣になるのやら?と
思ったが、田村がFWで起用され、中盤も陣形が変わった。
登録は4-4-2だが3トップ1ボランチ3バックか?
このごにおよんでまたもやへんてこシステムで挑む。
     ジェフェルソン  田村
             大実
             川崎             
   山道                米山
             村主
     ペリクレス  朝比奈     鈴木
              シュナイダー
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前半鳥栖のディフェンスラインの統率がいまいちで、
「こりゃ裏とられまくりやなあ」とつぶやいた瞬間見事
裏へスルーパスを流され、左サイドを突破されてGKと一対一、
飛び出したシュナ潤も軽くかわされて転々とボールはゴールへ・・
と思いきや驚異的なスピードで戻ってきた朝比奈がボール半分くらい入ったところで
神業の掻きだし!ひょえ〜!久々見た魂のこもったプレーに感動の嵐!
と感動してる暇もなく、鳥栖のパス回しがうまくつながり、中央の元気から
右サイドへ展開・・しようとしたのが水戸へのダイレクトパス、
カウンターからまたもや中央の北川にパスが通り、大ピーンチ!
PKエリア内であからさまな鈴木の削りでイエローカード付のPK。
トゥーリオに軽く決められ先制を許す。
なんだかこの時点で士気が下がったように思える。
パスがうまくつながらず、珍しく高い位置に構える水戸攻撃陣に容易に
カットされる場面が目立ち、シュナイダーの一対一からの好セーブに救われたものの
前半だけで3点は決められておかしくなかった。
鳥栖は山道の駆け上がりから大実→ジェフととつないで
ジェフが3人ほどかわして振り向きざまの強烈シュートを放つも
惜しくもゴール右。
田村、米山あたりがジェフにボールを集め、こぼれだまを狙うものの
枠にとばない。ジェフ自身も空振りやっちまってガックシ。
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前半終了後、「佐賀県」で一躍ブレイクしたはなわのビデオレター。
佐賀陸の持ち腐れともいうべきこの設備、スタッフも使い慣れていないのか
音声のでない不備があってせっかくの盛り上がり時もちょっとはずした
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後半からは敵へのダイレクトパスの戦犯、元気を外してジュニーニョを投入。
このジュニーニョ、なかなか動きがよく、ジェフェルソンへワンタッチの
ダイレクトパス、そこから抜け出して余裕をもってシュート!
と思いきやなにをどう外したのか枠の外。慎重になりすぎて
シュートチャンスの2ステップが余計だったような気がする。
後半は圧倒的に鳥栖ペース。
20分すぎにはコーナーキックから飛び込んだ朝比奈のゴール!
と思いきやマウス内の敵にクリアこぼれだまを寝転がりながら
朝比奈ガムシャラシュートも同じく転がっていた水戸GK本間の手に
辛うじて当たりゴールならず。
押せ押せムードの中、田村に変え大友。
このまま逆転じゃあ!と思った矢先、ジュニーニョイエロー二枚目で退場。
もうここで勝負あり。
今の鳥栖の攻めでは1人のビハインドではなにもできる気配なし。
水戸の攻撃もしょぼくて5点ほど決定機はあった。
それ以上に鳥栖もジェフェルソンにボールを集めたものの
肝心なジェフェルソンの決定力不足。
トゥーリオ、森のしつこい守りに手を焼いたのも事実だが、
こじ開けるところまではいっていただけに悔やまれる。
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試合終了後、いつものゴール裏メンバーから「テルコ辞めろ」のコール。
試合途中もダンマクをめぐってひと悶着あっていたようだ。
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ところで試合も決まりかけた42分、朝比奈に変わって
DF川前登場、前線に張り付いていたんだけどこれって
意味ありげ・・・