「神様の子」03年5月14日ヴァンフォーレ甲府戦

日本代表監督ジーコが鳥栖入り、ジーコの息子
ジュニオールが先発するとの噂が流れた。
ここ数試合選手を固定し、守備面では安定してきただけに
いったいどんな賭けにでるのか不安だらけだ。
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今期初の平日ナイトゲームは夕方まで残った雨の
影響もあって神様効果はみられず公式2001人(情報操作か?)
先発発表にはアノ忘れられた23番が名を連ねた。
本来トップ下での起用を期待されたジー子は
2列目右。(正直不明)

      鳴尾   ジェフェルソン
   大友          ジュニオール
        佐藤陽  川崎
中村    川前   カブレリーゾ 鈴木
          藤川
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キックオフ直後、川崎のフリーキックにカブレリーゾが詰めいきなりの先制!
前節痛恨のオウンゴールだっただけにカブは雪辱を期す。
甲府はとりわけ目立つ選手がいるわけではないが
組織力から今期中位〜上位をキープ、守備は特に安定しているようだ。
その後の鳥栖は決定機のないまま、また甲府もチャンスはなく進むかに見えた。
鳥栖自陣でのクリアボールがスローインになるや
甲府奈須が超ロングスロー、ボールは絶妙の位置へ転がり
フリーで受けた山本がドカンと一発!反応もできない
シュートをかまされてあっというまに同点にされてしまう。
その後、このロングスローは脅威となり鳥栖のゴールを
脅かす。甲府藤田、石原らが切り込みチャンスを伺うも
機能しはじめた4バックで敵の攻撃を摘み取る。

鳥栖はドリブル個人技で突破した大友が強引にシュートを打つも
前線にいたジェフェルソンが見事にちんこブロック!
ジェフ悶え打つもあの場所にいなければ・・という唯一キレのあるシュートだった。
精力的に動き回りチャンスメークする鳴尾も
ゴールは遠く、放り込みからの一対一を外し
また決定力不足の不安が露呈してきた。
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今日鳴り物入りでの先発出場となったジュニオールだが
全くの出番無し。ボールタッチは4、5回だろうか?
本人は100%の状態らしいが、パスが回ってこない、または
スペースへの動きが悪いかで、決定的ミスはなかったが
ほとんどどこにいるのかわからないありさま。
同席の子、「え〜!ジーコの息子、出てたの?」(笑)
・・・後半佐藤大実に交代させられる。
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後半は甲府に主導権を握られたまま
鳥栖のシュートらしいシュートはみられなかった。
ロングボールで前線へ流しても攻撃は薄く、
ドリブルで持ち込む大友、鳴尾もフォローなく孤立、
見せ場の無いままドロー。

しかし今日はひどいことに審判も今日は甲府の見方だったため
無駄なフリーキックやらコーナーキックを献上することとなった。
コイツはアビスパ戦でもやりやがった奴。
ハットリ切れてたな〜あわや試合終了時乱闘。

今日は前半の10分間だけしか勝てる気がしなかった。
攻撃力の薄さ、こりゃ大問題!