「はぁぁ・・」03年6月22日モンテディオ山形戦

スタジアムに早く着くといつも2トップの一角で献身的なプレーを
みせている鳴尾がサイン会(=今日の出場無し)をしていた。
替りに超久々の田村がベンチ入り。2トップはジェフェルソンと大実。
甲府から移籍のジュニーニョが先発で入る。
いつもの主力陽彦、小石、らが外れ、ケガあがりの川前はスタメン落ち、
いつもとは変わった布陣となった。
         大実 ジェフ
ジュニーニョ           大友
        矢部   川崎
 中村    井手口  朝比奈  鈴木
           藤川

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立ち上がりから主導権を握ったのは山形。前回アウェイの地で1‐4で
やられたときの星が2列目から攻めあがり、高橋、大島、アレシャンドレが
絡み鳥栖陣内を縦横無尽に走りまくる。
中盤の高い位置でのプレスに鳥栖はクリアするのがやっとで
その後のルーズボールも拾われまくる展開となる。つ、強い・・。
正直以前の山形はヘボいチームだったが今期鳥栖に勝って以降
快進撃を続けいまや上位を覗う位置につけているのも
納得のいく攻撃だ。
アレッシャンドレの右の角度のない位置からのシュートやフリーにさせた大島の
シュートなど危ない場面もあったがなんとか凌ぐという展開。
しかしながら朝比奈のいつものエグいプレーにはヒヤヒヤもんだ。
鳥栖は一向に攻めのチャンスはなくもはや5試合連続零封中の
山形守備陣をまったく切り崩せない。
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どんよりしたまま後半突入。
スタメンを外れた川前が朝比奈に代わって入る。最終ラインの裏を
とられることが多くラインの統率には川前が最適との判断かそれとも
朝比奈のラフプレーを恐れて引っ込めたのか・・?
山形は負傷?の星を引っ込める。これは鳥栖にとってラッキー。
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前半攻められっぱなしの鳥栖だったが後半からは攻勢に転ずる。
ジュニーニョのクロスが抜け出したジェフェルソンに合い、叩きつけるヘッド!
ボールは強くワンバウンドでキーパーを交わすも、惜しくもクロスバーを超える。
ドリブラーとしての印象の強いジュニーニョだったが前節、今節と
クロスボールの精度がかなりいいように思える。これは拾いモンの
選手かもしれない・・。
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このままマッタリ進行で行くかと思われた矢先、またもやイヤーな展開。
鳥栖陣内で川前がトラップミスしたボールを奪われ失点。
全く足の止まった後半30分、左からのクロスに軽々とヘッドで小久保に
合わされ2失点。もはや主導権を完全に握られた今日は得点のにおいすらせず
ゴール裏も沈滞ムード。
後半から入った服部がジュニーニョの右からのクロスにヘッドで押し込む
ワンチャンスでの得点のみ。
流れを引き込むかにみえたものの山形のカウンターにDFのフォローはなく
ペナルティエリアを大きく飛び出した藤川が捨て身のスライディングも及ばず
あさっり抜かれて無人のゴールへとどめを刺された。
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試合終了後、ゴール裏は呆然と立ち尽くすサポの沈滞ムード。
いつもは負けても次につながる試合で暖かい拍手で迎えるのだが
整列した鳥栖選手にホームでは今期はじめてであろう
ブーイングと野次の嵐が浴びせられた。
鳥栖市の支援凍結が発表された後だけにいい試合で
せめて一矢報いたいところであったが無残な惨敗。
「はぁぁ」ため息ばかりの一日だった。
こりゃあマジでやばいな・・。
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ところで今日からさがんとーるに背中スポンサーが
つきました。牛丼の「吉田屋」です。
うしろの席の常連の方々にも好評でしたので近々画像うぷしますぜ!