「記録的試合！」03年6月8日　横浜FC戦

なにがすごいかて、さがんと〜るはじまって以来の観客動員数13（＋2）人！
大所帯になってきたもんですばい！＆クラブサガンも4口目に入ってしまった！
しかし本家は観客動員3000人届かず。イベントの少ない日曜デーゲームなのに
このチーム状態（ひどい前節）とあっては客は減る一方か・・。

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そういうわけで前節のアビスパ戦の歴史的大敗（2‐5）を
引きずったまま最下位に沈んでしまった今節は大胆な選手起用が試された。
ここまでほとんどの試合でチームの柱としてCBを務めた川前が
戦犯ということで外され朝比奈が入った。
前線には途中出場ながら2得点を決めた佐藤大実が鳴尾と組むはじめての組み合わせ。
スタミナの問題もありまだ能力を活かしきれていないジェフェルソンは控えに回る。
“ミスをすれば次節交代”の鳥栖GK起用だが珍しくも藤川今日も
先発でゴールマウスを守ることとなる。昨年、ひとつのミスから
選手生命まで絶たれてしまった山口の例があるだけに同じことが
また繰り返されるのかと心配していたが、今回はチャンスを与えられたようだ。
　　　　　　　鳴尾　佐藤大
　大友　　　　　　　　　　　　　　米山
　　　　　　　佐藤陽　川崎
中村　　　　朝比奈　カブレリーゾ　鈴木
　　　　　　　　　　藤川
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30度を越える炎天下の中キックオフ！
試合開始後はどちらもチーム状態の悪さから連携がうまくいかず
中盤でのせめぎあいがしばらく続く。
横浜は元日本代表の城彰二をトップに置き、小野、横山あたりが
切り込むというスタイル。全盛期ほどのキレはないかもしれないが
城の突破力はさすがで今日はCBの朝比奈、ブルーノも
なんとか城を抑えるところがポイントとなりそうだ。

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鳥栖のチャンスは前半14分。GK藤川のキックがうまい具合に前線へ流れ
ボールを受けた佐藤大実は敵をひきつけてバックパス、フリーで受けた
米山がゴール右隅へ敵の合間を縫ってシュートを放ちゴール！
鮮烈なデビューをした米山だったが前節イマイチで途中交代しただけに
今日先発するとは思わなかったんだが・・（スタメン予想はずしてスミマセン）

しかし喜んだのもつかの間、10分後またもやヘボいミスからの失点を許す。
自陣で得たスローイン、鈴木が相手へダイレクトでパス、横山に深い位置まで
切り込まれ慌てて戻った鳥栖2人もあっさりと中央へクロスを入れられて詰めていた
城にドンピシャで決められてしまった。（城はJ通算100ゴール。敵ながらアッパレじゃ！）
ただ今日のキーマンであった城、ブルーノのタックルで撃沈！
そのままうずくまって立てなくなってしまいその後あえなくピッチを去った。
攻撃の柱を失った横浜は変わって佐藤を投入する。
しかしこのプレイが今日の試合を運命つけたかもしれない。

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鳥栖はカウンターから川崎が抜け出したかに見えたが横浜真中に倒され
中央絶好の位置でフリーキックをもらう。（こんな時ダビッがいたら・・）と
いつも思うのだが今日蹴るのは川崎。鳥栖サポの祈りを込めたボールは
敵の壁の頭上を絶妙の曲線を描きながら、右ゴールポストに当たりGOAL！
ヤッホー！こりゃ勝てる！川崎もキックの精度が去年より格段によくなったようだ。

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後半開始直後、あんまりよく見ていなかったが横浜ロングシュートが決まり同点ゴールを
許す。こりゃ、鳥栖の選手も予期していなかったのでは？
いつもであればここからバタバタと失点を許して逆転負け、というイヤ〜なパターンも
思い起こされたが今日はココからが違う！後半は怒涛のゴールラッシュとなった。
失点直後、川崎の浮きだまパスに飛び出したのは朝比奈、難しい体勢ながらキーパーを
なんとかかわす形でループ気味のシュートを決めた。たしか、同点ゴールを
決められたのも朝比奈のパスミスからだったと思うだけに、ここまで前線へ詰めていた
朝比奈、借りを返してエライ！

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動く鳥栖ベンチ、守りを固めることはせず、ジェフェルソンを投入。
（なんたって控え選手5人のうち3人がFWの選手だしなあ）
ケガから復帰の小石も盛大な歓声の中投入、鳴尾、大実、ジェフ、小石と
４トップ！？の超攻撃的布陣へ！
ジェフが一対一、小石がどフリーのヘッドを外す場面もあったが
後半投入された二人が圧倒的にボールに絡み、分厚い攻撃をしかける。
右からの小石クロスに対し佐藤大実がヘッド、惜しくもポストにはじかれるも
自らこぼれだまを押し込み４‐２！
ロスタイムには左サイドからボールを持ったジェフェルソン、
相手DFふたりを置き去りにする巧妙なドリブルで中央へ切り込み、
大実とのワンツーでゴール左隅へ体勢を崩しながらゴール！
お笑いプレイもやるジェフ、今日のキレはすんばらしいぜ！
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そんなこんなで終わってみれば5‐2とチームの歴代タイ記録のゴールで
前節やられた2‐5のスコアをみごとお返し！
こんなにスカっとする試合ひさしぶりだ〜！
ヒーローインタビューはGK藤川。相手一対一となるピンチを
エリアから果敢な飛び出しのスライディングタックルで止めたプレイが光った。
ということで湘南を抜いて最下位脱出！8位も射程圏内に入れた。

試合後のそうめん流し＆ビールのなんとも旨いことよ！